【アザラシオイルとは? (2)】
(つづき)

そのデンマークの博士の調査結果は驚くべきものでした。
エスキモーの人たちは食生活が肉食に極端に偏っているため、その傾向が著しく現れると思われたのですが、予想に反し、他の民族よりも動脈硬化などの疾患にかかりずらいという結果が出たのです。


この結果に興味を持った博士らはその原因を究明していくことになったわけです。


その後、いろんな研究により、アザラシの脂の中に含まれる成分、特に「DPA(ドコサペンタエン酸」とともに「EPA(エイコサペンタエン酸)」や「DHA(ドコサヘキサエン酸)」といった物質が非常に多く含まれていることがわかったのです。



と言われても、「EPA?DHAって何?」、
「ドコサペン・・・??って言いづらいよ」、と思われたでしょう。(わたしもそう思いました)


この「EPA(エイコサペンタエン酸)」と「DHA(ドコサヘキサエン酸)」は、「動脈硬化や脳機能、心血管系の病気を改善するのに優れた作用を示す」ことでよく知られていて、「DPA(ドコサペンタエン酸)」は脳機能の維持に深くかかわっている物質であるといことがわかっています。


要するに、アザラシの肉や脂しか食べることのない肉食オンリーのエスキモーの人たちが現代人特有の動脈硬化や心血管系疾患になりにくいのは、このアザラシオイルに含まれるDPA(ドコサペンタエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)の作用がかかわっていた、というわけです。


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